市社会福祉協議会による被災地復興支援の一環として2月25日、座間のB級グルメ「座間ひまわりすい豚(とん)」が、岩手県釜石市の仮設住宅で振舞われた。
”食”を通じて、仮設団地でのコミュニケーションを図ろうという企画。ひまわりすい豚を開発した市商工会と、たい焼きを通じた支援を行う「ざま災害ボランティアティアネットワーク」が協力した。
大雪に見舞われた、25日の釜石。作業は、テントを設置するための雪かきから始まった。調理を始めたのは午前9時。事前に用意した食材もあったが、すい豚の中に入れるひまわりかまぼこやほうれん草などは、その場で茹でるなどして出来立てにこだわった。11時から提供を開始。すい豚を求めて仮設住宅に住む人がブースの前に集まった。中には家族みんなで食べられるようにと鍋を持参する人もおり、用意した400食は2時間30分ほどで終了した。
すい豚プロジェクト委員会の澤田勝可委員長は「作業に追われたが、食べた人が『美味しい』と言ってくれた」と喜んでいた。
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