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座間版 公開:2012年6月15日 エリアトップへ

(株)工研(小松原) 県のモデル工場に指定 技術開発や経営体制が評価される

経済

公開:2012年6月15日

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座間市商工会の大塚和光会長(右)と握手する比留川社長
座間市商工会の大塚和光会長(右)と握手する比留川社長

 中小企業の模範となる工場を指定する「かながわ中小企業モデル工場」に、切削工具の製造や再研磨などを手掛ける「株式会社 工研

」(小松原2丁目20の20/比留川幸雄代表取締役社長)が選ばれた。5月30日には交付式が横浜で開かれ、黒岩祐治知事から比留川社長に盾が手渡された。

 この制度は、県内の工業事業所の97・8%を占める、中小企業(従業員数4人以上)を活性化させようと1998年に制度化された。指定されるには、「県優良工場表彰」を受けていること、柔軟な経営体制を持っていること、積極的に技術を開発していることなどが条件となる。同社を含め、県内で113工場、市内で5工場が選ばれている。

 同社は、1993年に「ダイワ工具研削センター」として設立された。1995年に工研に社名変更をし、現在は、小松原に2つの工場、福岡県と宮城県に営業所がある。

 事業内容は、工業用の切削工具の製造など。納品後、使用により摩耗した工具を再研磨するなどして、「捨てるものを作らない」(比留川社長)エコな事業展開をしている。オリジナルの工具は、品質基準が厳しいとされる航空業界にも進出しているという。また、社員向けの研修会を開くなど、知識や技術の向上にも積極的だ。

 今後は、市内などに新工場の建設を予定しているほか、東アジア、世界への進出も視野に入れいてる。

 交付式で盾を受け取った比留川社長は「モデル工場は、他の企業にとっての模範。ふさわしい企業になれるよう、より発展しなければいけない」と意気込みを話していた。
 

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