座間市教育委員会は、社会問題となっている体罰について実態を把握するための緊急調査を、2月18日から22日にかけて実施した。市立小・中学校の児童・生徒、保護者、教職員が対象。
体罰の実態を把握し、子どもが安心して生活できるよう実施された。教職員での認識を深め、根絶に向けた取り組みを推進する狙いもある。
質問項目は、1月末から2月中旬にかけて県教育委員会が県立学校で行った調査に準じて設定した。生徒と保護者向けには、体罰を受けた、または見たことの有無。受けた相手、時間、場所などを調べている。教職員向けには、体罰をした経験の有無や状況について記入を求めた。
調査方法は学校が配布したアンケート用紙に生徒や保護者が記入。各学校の教頭がとりまとめ、開封せずに市教委に提出するというもの。教職員の用紙は、校長や教頭など管理職がまとめ市教委に報告する。
市教委での調査結果は、県教委に報告される。調査結果の公表については現在検討中だという。
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