防災の術、児童が発信 入谷小で研究発表会
座間市立入谷小学校(=平野昭雄校長)が今月5日、防災をテーマにした特別授業を行った。参加した6年生80人は、自分たちで1年間におよぶ防災・減災研究の成果を発表した。当日は児童の保護者や、学習の手助けを行ったざま災害ボランティアネットワーク(=濱田政宏代表)の会員もかけつけ、様子を見守った。
発表された研究テーマは大きな災害が起こった時に、学区内で危険が発生しそうな箇所をまとめた「ハザードマップ」や、身近なものを使った防災グッズの作り方など。「いざ、という時に生きる学習を」と、身近なテーマが並んだ。
防災グッズについて調べた児童は「100円均一で売っているものや、家にあるものが役立つことがわかった。色々な人に教えたいです」と話していた。
同ネットワークの濱田代表は「子どもたちは皆熱心だった。この授業を機に、子どもたちから保護者へ、保護者から地域へ減災の輪が広がってくれれば」と話していた。
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