戦時中に「高座海軍工廠」で働いた元台湾少年工ら250人を招いた「台湾高座会留日70周年歓迎大会」が、5月9日にハーモニーホール座間で開かれた。座間や大和からおよそ1千人が来場し、再会を祝った。
現在のさがみ野駅の北側にあった高座海軍工廠。約8千人の台湾人少年が働き、戦闘機「雷電」を製造していた。この元少年工らで結成されたのが台湾高座会(李雪峰(せっぽう)会長)だ。歓迎大会は、1993年、2003年に続いて3度目。今回は森喜朗元総理が大会会長を務めた。
式典では、同会の各区会長に感謝状が贈呈された。春の叙勲で旭日小綬章を受賞した李会長は「盛大な大会を催していただきありがとうございます。今後も日本と台湾の交流を深め、世界平和に尽くしていきたい」と意気込みを語った。
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