あすなろ大学 新入生、過去最多に 16回目の開校式
新入生が顔を揃えた
東地区文化センターを拠点に活動する高齢者学級「あすなろ大学」の開校式が、５月10日に同センターで開催された。
今年度は、昨年の２倍近い40人が入学。生徒は計１９９人になり、１９８８年の開校以来最多となった。
当日は在学生による歓迎の出し物なども披露され、入学を祝った。式典の最後には、全員で藤山一郎さんの名曲「丘をこえて」を合唱した。
同センターの植松賢也館長は「年を重ねると、分かることも多い一方で、疑問も深まるもの。あすなろ大学の調べ学習を存分に活用してほしい」と話していた。
あすなろ大学は、60歳以上を対象とし、生涯学習の推進を目的に開かれた。同センターでの講座に加え、発表会を開催し、日ごろの成果発表を行っている。クラブ活動もさかんで、そば打ちやウォーキングなど10を超えるクラブが活動しており、毎年多くの学生が参加している。
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