1977年に婦人交通指導員によって結成され、約830回の公演を行ってきた「交通安全劇場」(兼田智子代表)のお別れ記念公演が、6月1日にハーモニーホール座間で開かれた。
安全劇と人形劇の二本立ての公演を、小学校などで行ってきた同劇場。この日は、「アンドロイド星人」と「消えたごん太の残したもの」を上演。交通安全や命の尊さをテーマにした二作品を、来場者は惜しむように見ていた。
終演後、相模が丘小学校の松田明香里さんが「36年間、交通安全について教えていただきありがとうございます」と感謝の言葉を伝えた。兼田代表は「交通安全劇場を愛し、応援してくれた人々のおかげで、これまで活動できました」と振り返るとともに、「支えあってきた仲間を愛おしく思います」と涙を浮かべた。
この日は、会場の定員を大きく上回る人が訪れた。避難通路の確保のために観賞できなかった人もおり、同劇場ではアンコール公演を検討している。
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