視覚障がい者向けの情報発信や就労支援を行う「神奈川ライトハウス」(福喜多恭子所長・市内入谷)が、使い終わった点字用紙を再利用した製品づくりを行っている。
神奈川ライトハウスは、在宅で生活する視覚障がい者を対象とする通所施設。毎日4〜5人の利用者が集まり、点字印刷などの作業に従事している。
同事業所で作られているリサイクル製品は、用紙を小さな長方形にカットして手作業で組んで作るカゴや、点字の凹凸がそのままデザインとして生かされている封筒など。
「大きな製品になると慣れた人でも数日かかります」と、男性利用者。カゴは大小様々で、中には2重になっているものやフタがついた物など、利用者のオリジナリティが光る。
製品は、福祉関連のイベントや、市内緑ケ丘の「カフェみどり」(ハーモニーホール座間2階)で販売されているほか、7月からは都内のレストランでもカトラリーケースとして採用されたという。
福喜多所長は「使い終わった点字用紙の提供など、多くの方の協力を頂いている。こういった活動が、障がいへの理解に繋がれば」と話している。
問い合わせは神奈川ライトハウス【電話】046・205・6040。
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