緑ケ丘の児童養護施設「成光学園」が、11月16日(土)の「第46回児童福祉施設駅伝大会」に出場する。同学園は昨年、史上初の6連覇を成し遂げており、今年は記録更新に期待がかかる。
児童福祉施設などの子どもが出場する大会。こどもの国(横浜市)を会場に、小学生から高校生までの男子8人がたすきをつなぐ。1区間2・4Kmで、総距離は19・2Km。今年は、オープン参加(混合チーム)をのぞくと、20チームで優勝を争う。
2007年から1位を守り続けている同学園。偉業の裏には、膨大な練習量がある。9月から大会までの2カ月、子どもたちは毎日トレーニング。本番を想定し、坂道や風が強い道をコースに盛り込んでいる。
練習のモチベーションになるのが、ライバルの存在だ。今年は約20人が参加しているが、出場できるのは8人。2チーム16人で出場した昨年の半数だ。2カ月間で記録会を何度も行い、その合計タイムで選抜選手が決まる。この期間で、タイムが1分30秒も縮まる子どもがおり、今年は特に小学生が急成長しているという。メンバーは直前の15日(金)に発表する予定だ。
記録更新に向けて、小学校6年生の児童は「優勝を目指します」と意気込み、中学校3年生の生徒は、これまでの最高タイム7分40秒をさらに伸ばし、6分台を目指すと力強く話した。出場経験豊富な高校3年生は「まだまだ気持ちが足りない。自分の経験を後輩に伝えたい」と気を引き締め、「目指すはダントツの優勝」と目標を語った。
女子チーム
同日開催の「第21回児童福祉施設女子駅伝大会」には、女子チームも出場する。2年前に十数年ぶりの出場を果たし、去年と一昨年はともに4位入賞。中学3年生の女の子は「1位を目指します」と話した。
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