座間防犯協会(近藤昭夫会長)が、多発する振り込め詐欺への注意を呼びかけようと、懸垂幕を座間警察署(陶山(すやま)和美署長)に寄贈した。12月10日に同署で寄贈式が執り行われた。
防犯協会は治安維持や犯罪抑止を目的に活動している組織。懸垂幕には、「だまされるな!その電話 お金の話は 振り込め詐欺」と啓発文が書かれている。同署の駐車場横に飾られた。
寄贈式には、近藤会長、座間防犯指導員連絡会の横前喬(たかし)会長、座間コンビニエンスストア等防犯連絡協議会の高橋恵一会長が出席した。寄贈に対し陶山署長は「被害軽減につながることを期待しています」とコメント。近藤会長は、「今後も警察や行政と連携して、抑止に努めたい」と更なる活動に意欲を見せていた。
被害額7千万円弱
同署によると、今年の振り込め詐欺の被害件数は21件で、昨年の約5倍。このうち17件が、犯人が直接現金を受け取りに来る「現金手交型」だという。被害額も大きく増えており、昨年対比6倍の約6933万円にのぼる。
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