記録的大雪、36センチ積雪 市内各所で影響
2月14日から降り続いた、記録的大雪。各地で影響を与えた雪は座間市内でも降り積もり、5日が経過した現在もその影響を色濃く残している(19日起稿)。
座間市内で、14日の朝に降り始めた雪は、翌15日まで降り続けた。市消防本部によると、同本部の屋上で観測された最高積雪量は15日午前7時の36cm。8日の大雪で記録した29cmを大きく上回った。
降雪を受け、市は13日午後9時43分に大雪・風雪・着雪注意報を、14日午後4時44分には大雪警報を発令。翌15日午前4時24分には大雨・雷・強風・洪水注意報を発令した。市内各所で立ち往生した車が散見され、座間警察署が車での外出を自粛するよう呼びかける異例の事態となった。
事故・ケガも多発
転倒等による救急搬送も続発した。14日から18日の、雪が原因とみられるケガ人は17人。14日には、70代男性が乗用車を運転中に車がスリップし、ハンドルに腹部を強打し中等症を負った。
一方、積雪を原因とした交通事故の発生件数は38件。うち1件が人身事故で、14日午後2時頃にスリップした乗用車が対向車線を走っていた乗用車と衝突した。
イベントの中止も相次いだ。15日には、国際交流フェスティバル(主催/市国際交流協会と市)、防災減災講座(ざま災害ボランティアネットワークと市が主催)が中止された。
コミバスが運行見合わせ
雪は市内の至る所で解け残り、5日が経った19日現在も影響が残る。運行を見合わせていたコミュニティバス「ザマフレンド号」は、18日午後に一部コースで運行を再開したが、入谷循環、さがみ野コースでは依然運行見合わせが続く(19日時点)。座間市立図書館などの一部施設の駐車場も閉鎖され、除雪作業が続けられている。
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