折り鶴で平和願う 市役所にコーナー開設
昨年は約３万羽が集まった
市原水爆禁止協議会（会長＝遠藤三紀夫市長）が市役所１階サロンに「折り鶴コーナー」を設置し、来庁者に折り鶴の作成を呼び掛けている。
同協議会は１９５７年に発足し、市内在住の被爆者への支援や、恒久平和や核兵器廃絶にまつわる啓発活動の一環として映画会や展示、講演会などを実施してきた。
折り鶴コーナーは同会が毎年この時期に設置しているもので、集められた折り鶴は広島市・長崎市で８月に行われる慰霊祭などのセレモニーで展示される。現在、市役所には折紙と折り方を解説したパネルが置かれ、誰でも自由に折り鶴を折ることができるようになっている。
昨年は、持ち込まれた２万５千羽を含む２万９千羽が集められ、広島市と長崎市に半数ずつ送られた。
コーナーは、６月30日（月）まで設置されている。
問い合わせは市広報広聴人権課【電話】０４６・２５２・８０８７へ。
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