秋の叙勲が11月3日付で発表され、座間市議会議員を7期にわたり務めた飛田(ひだ)昭さん(70歳/相模が丘)が、「旭日小綬章」を受章した。今回、同章を受けたのは県内で5人。
毎年4月と11月、各界で活躍した人に贈られるもの。顕著な功績を挙げた民間人や政治家に贈られる「旭日章」と、公務などに長年従事した人を対象とする「瑞宝章」がある。
飛田さんは1984年に市議会議員に初当選。そこから28年間にわたり議員を務め、2012年に引退した。在職中は、各常任委員会の委員長などを歴任し、市の発展に努めた。今回の栄誉も、その実績が認められたかたち。
受章について飛田さんは、「同じように旭日小綬章を贈られた方々の名前と経歴を見て、その素晴らしさを改めて実感しました。これまで支えてくれた皆様に感謝するばかりです」と喜んだ。3日付けの新聞各紙で報道されてから、80件ほどの電話があり、お祝いを受けたそうだ。家族からも、「良かったね」「頑張ったね」と嬉しい言葉をもらったという。
現在は、相模が丘のさくら道の保全・管理を担う「NPO法人さくら百華の道」や「新生さくら道の会」に所属し、地域活動に尽力する毎日。「受賞を糧にしてもっと頑張らないと。地域に恩返しをしたいです」と意気込んでいる。
褒賞と危険業務従事者叙勲も
同日には「秋の褒章」と「危険業務従事者叙勲」も発表された。市内の各受章者は以下の通りとなっている※敬称略
▽危険業務従事者・瑞宝単光章/牛塚利夫(71歳)/小貫清治(66歳)/田邉和美(63歳)/田村仁憲(71歳)▽緑綬褒章/菊池英代(81歳)
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