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樺島貞さん(座間在住) 全国絵画展で7位に 「挑む心」表現した自信作

文化

掲載号:2015年5月29日号

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賞状を手に喜ぶ樺島さん
賞状を手に喜ぶ樺島さん

 83年の歴史を持つ美術団体「旺玄会」(本部/東京都)の公募絵画展で、市内座間在住の樺島貞(てい)さん(71)の「2015・今 II」が、上野の森美術館賞を受賞した。

 同会には、およそ400人が所属している。展覧会は1933年に始まり、今年で81回目。会員と一般合わせて約500点が全国各地から集まり、審査員によって、文部科学大臣賞や東京都知事賞が選ばれた。

 樺島さんは同会の会員で、10年前に努力賞を受賞。上野の森美術館賞は7位に相当し、過去最高の成績になる。

 受賞作は、鋭い眼差しの女性が、両手に腰を添えて仁王立ちしている作品。「いまの世にはびこっている不正に抗い、挑戦する心の格闘」を表現した。女性の後ろには薔薇が描かれ、幻想的な雰囲気を醸し出している。

「新しいスタート」

 60歳で定年退職後、趣味だった絵画制作にのめり込むようになった。独学で腕を磨き、これまでに「神奈川旺玄展」で大賞や奨励賞を獲得してきた。

 2年前、夫が病で倒れ、介護のため8カ月ほど筆を取らない時期が続いた。創作を再開すると、「作風がガラッと変わった」。それまでは、人物を写実的に描くことが多かったが、抽象的な表現を多く取り入れるようになった。特に今回の作品は「ずっと望んでいた『半抽象』の世界をやっと具現化できた」という自信作。それだけに、受賞の喜びも大きかった。

 今後の創作については「新しいスタートを切ったばかり。これからも自分の琴線に触れたものを描き続けていきたい」と話した。

30日まで展示

 作品は、あす30日(土)まで東京都美術館で展示されている。時間は午前9時30分から午後5時30分(入館は30分前まで/30日は3時終了)。入館は一般700円。

「描いていて楽しかった」という作品。メッセージ性の高さや力強さが評価された
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