自治会を統括する「座間市自治会総連合会」(市自連/会員数2万9031世帯)の2015年度定期総会が、5月30日にハーモニーホール座間で開かれた。新たな本部執行役員案について審議が行われ、2010年から会長を務めてきた渡辺了さんに代わり、堀川悦孝(よしたか)さん(南栗原=人物風土記に関連記事=)が新会長に就任した。任期は2年。
堀川さんは下栗原中第1自治会の所属。これまでに同会や南栗原エリアの会長、市自連の会計などを歴任してきた。就任挨拶では「加入率低下など厳しいなかで、『やるしかない』という気概で取り組みます」と語った。また、「前任の渡辺さんは「難問が山積しているが、新会長を先頭に頑張ってほしい」とエールを送った。
加入率向上へ
市内における自治会の加入数は低下傾向にあり、ここ20年で最多だった1998年(3万4062世帯)と比べると、およそ5千世帯減っている。
新年度は3万世帯を目標に、不動産業者との連携による転入者への勧誘強化、市内各地域から吸い上げた課題の解決、ホームページを通じた情報発信などに取り組む計画。組織構造も一新され、防災・広報・環境など6部会に分かれていたところを、「専任理事」「総務」「安全安心」の3部会に統合し、人材の集中化を図る。また7人の執行役員のうち再任は2人のみで、残り5人は新任となった。
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