座間市の小中学生から3192点の応募があった「ひまわり写生コンテスト」の審査会が、9月29日に市商工会館で開かれ、中原小学校3年生の上條広人君の作品が大賞に輝いた。
コンテストは市商店会連合会が、子どもに郷土心を育んでもらおうと10年前から企画している。今年は各校から選抜された80点が審査会に進んだ。審査は学校教員や市内在住の画家などによって行われ、大賞を含む入賞16点が決定した。
上條君の作品は、8月に遊びに行った「ひまわりまつり」での思い出を描いたもの。上條君は虫が好きで、この時もひまわりにとまっているミツバチに目を奪われたそう。カメラで撮影し、その写真をもとに3〜4日かけて完成させた。
「小さな種をいっぱい描くのが大変でした」と振り返り、受賞については「聞いた時はびっくりしました。今は嬉しくて笑いが止まりません」と満面の笑顔で話した。母親の和美さんは「(創作は)大変そうだったけれど、投げ出さずに頑張っていたので、選ばれて良かったです」と喜んだ。審査員の画家・樺島貞さんは「構図が大胆で素晴らしい。種やミツバチの描写も丁寧で、よく観察している」と高く評価していた。
表彰式は今月18日(日)に日産自動車(株)座間事業所で開かれる「ひまわりフェスタ」で行われる。また11日(日)から18日まで、応募作品(一部のぞく)が同事業所沿いのフェンスに飾られる予定。
コンテストの入賞者は以下の通り
▽ひまわり大賞/上條広人
▽準ひまわり大賞/矢部佳乃子・松田明香里・五嶋佳菜子・兎澤媛子・鈴木凛▽ひまわり賞/本田零王・小原香菜・澤田匠輝・志賀千七海・樋口春樹・真島翔月・長谷川拓哉・伊藤きらり・小林姫葵・山本陽介
※敬称略
座間版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|
|