県は3月22日、県内1747地点における2016年1月1日時点の公示地価を発表した。座間市内では、商業地と工業地がそれぞれ横ばいに、住宅地がマイナス0・3%となった。
土地鑑定委員会が最新の取引事例や現地調査に基づき、標準値の1平方メートルあたりの地価を示す「地価公示」。土地の取引価格適正化をめざし、1970年に導入された。
市内18カ所に基準値が設けられた座間市では、全体の変動率がマイナス0・2%とやや下落。住宅地(計14地点)のマイナスが響く結果となった。
住宅地の市内最高値は、相模が丘2丁目587番2。18万9000円で、昨年からの変動はなかった。最安値は新田宿字東裏103番1外の11万2000円。下落率も最も高い、0・9%のマイナスとなった。住宅地で唯一上昇したのは東原4丁目5483番45。0・6%上昇し、16万7000円だった。
商業地・工業地はいずれも変動なし。商業地3地点の最高値は相武台1丁目4507番で、25万7000円だった。
全国平均が8年ぶりの上昇となる中、0・1%と上昇基調を守った神奈川県。政令市はいずれも上昇したが、3市を除いた多くの自治体で地価が下落。明暗が分かれる結果となった。
周辺市では、住宅地・商業地ともに海老名市が上昇。それぞれ0・6%、2・4%増となり、政令市を除いた県内の全自治体で1番の上昇となっている。
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