今月3日、県内各地で気温35度を超える猛暑日になり、熱中症による救急搬送が相次いだ。座間市内においても2日と3日、今シーズン初めての熱中症の搬送が発生するなど、市消防本部では市民に注意を呼び掛けている。
4日までの発生件数は2件。いずれも80代の高齢者で、高温の屋内で熱中症となり搬送された。エアコンをつけていなかった可能性が高いという。
同本部によると、熱中症による救急搬送は例年、7月に入って急増する傾向にある。昨年6月は2件だったが、7月は25件だった。今年もこれから増えることが予想される。
水分・塩分補給を
熱中症は、体の水分や塩分バランスが崩れることで、体温の調整機能が効かなくなり引き起こされる。めまい、立ちくらみ、頭痛、吐き気などの症状を伴い、重症化すると意識障害やけいれんも起きる。予防法はスポーツドリンクなどで水分・塩分を摂取すること。喉が渇いていなくても小まめに補給する必要がある。エアコンや扇風機を使い、室温が28度を超えないようにすることも大切だという。
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