ハーモニーホール座間の「ざま昼席落語会」(主催/公益財団法人 座間市スポーツ・文化振興財団)が今月9日、節目となる200回を迎えた。落語協会会長の柳亭市馬さん一門を迎えた記念公演には、市内外からおよそ300人が詰めかけた。
同ホールが開館した翌年(1996年)に始まった催し。年10回ほどのペースで行われ、1000円を下回る木戸銭(見物料)などが落語ファンから支持され、回数を重ねてきた。
この日は過去の公演に前座として出演し、現在は二ツ目として活躍する柳亭市楽さんなどが会場を沸かせた。トリとして登場した真打ち・柳亭市馬さんは、京都と大阪を結ぶ船を舞台とする演目「三十石(さんじっこく)」を披露、軽妙な語り口で笑いを誘った。船頭として舟唄を披露する場面では、堂に入った歌声に会場から大きな拍手が沸き起こった。
ざま昼席落語会に初めて来場したという女性は「昔は、落語を見たい時は東京まで足を運んでいました。今回みたいに身近な場所で、しかも安く楽しむことができて嬉しいです」と話していた。
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