座間市役所危機管理課は2月20日、子育てファミリーに向けた「ぼうさい講座」と「ぼうさいクッキング」を市民健康センターで開いた。当日は関心のある市民15人が参加した。
講座では、災害が起きた時心配なことや現在対策している災害への備えについて参加者からの声を聞いた。その後、担当者が「水や食料の確保は7日から10日分は用意しておいてほしい」と話し、使ったら買い足すローリングストック法をすすめるなど、食料の備蓄や家具の固定などの対策をアドバイスした。そして、家族や親類と防災について話し合うことも重要と訴えた。
市販の非常食に頼らず災害時の料理技術を学ぶ「ぼうさいクッキング」では、備蓄用のアルファ米を使った五目ご飯や幼児向けの食事、スナック菓子を使ったポテトサラダなどを、用意した資料に掲載されているレシピをもとに指導、実際に作り試食を行った。
参加者からは「非常食は美味しくないというイメージがあったが、とても美味しかった」「不安に思っていたことが解消された。学んだことをママサークルなどで紹介したい」などの声が挙がった。
危機管理課担当者は「初めてのファミリー向けでしたが、楽しんで参加いただけました。今後もよりよい講座を開いていきたい」と話していた。
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