鮮やかな赤色と緑色の文字で大凧に描かれる凧文字。右上の赤文字が「太陽」を表し、左下の緑文字が「大地」を表している。文字は市民からの公募で決められており、今年は石岡武さん(相武台在住)が考案した「稀風(きふう)」に決定した。
日本出身の力士で19年ぶりに横綱昇進を果たした稀勢の里関にちなんだものが選ばれた。考案者の石岡さんは「大凧も稀に吹く勢いある風を受け止めて、空高く舞い上がってほしい」という願いを込めたという。
子どもたち中心に文字書き
恒例の文字書き作業は15日、座間小学校で行われた。大凧保存会の会員のほか、公募で選ばれた小学生やボーイスカウトなどの地域住民が参加し、色を染めていった=写真。同会の近藤会長は「座間の伝統を知ってもらうため、子どもたちには毎年参加してもらっている。地域の方々と協力して作っている」と話していた。
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