指揮者・リコーダー奏者の根本昌明さんと、同じくリコーダー奏者の根本直明さんの二重奏によるリコーダーコンサートが４月24日、就労支援事業所「カフェきづき」（緑ケ丘）で行われた＝写真。根本さんは「カフェに立ち寄った際、雰囲気がとても良かった」と店内のギャラリーで写真展も開いていた。
カフェきづきは、認定ＮＰＯ法人きづき（岩田文子代表）が運営する就労支援事業所であると聞いた根本さんが、多くの人にカフェの存在を知ってもらおうと企画したもの。
当日は通常12席のカフェに20席分の椅子とテーブルを用意して対応するほど満員となり、スタッフも合わせて約30人が鑑賞した。コンサートはルイエのソナタト長調から始まり、ディズニーメドレーを披露した。
日本の歌では「夏は来ぬ」「緑のそよ風」「背くらべ」といった曲を奏で、来場者が一緒に歌う一幕もあった。根本さんは入場料からケーキ・コーヒー代を支払い、収益の半分をカフェに寄付した。根本さんは「アットホームなコンサートをさせて頂きました。地元の方が写真展をしてみたいといった声も聞けたので、いろいろな方にバトンがつながっていけたら」と話していた。
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