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乳房専用の3Dデジタルマンモグラフィを導入 相模台病院 検査精度高め、早期発見へ 乳腺外来 坂本いづみ医師に取材
日本人女性の約12人に1人が罹患するとされる「乳がん」。国立がん研究センターの調べによると、乳がんによって年間約1万3千人が亡くなっている(2013年)。治療のためには早期発見が重要で、自己検診に加え、マンモグラフィや超音波検査の併用が有効となる。座間市の「相模台病院」は乳がん検診啓発に力を入れており、今年からは、県内でも数少ない3D画像を撮影可能なデジタルマンモグラフィを導入。乳腺外来の坂本いづみ医師に、その特徴を取材した。
Q―まずマンモグラフィ検診について教えて下さい。
A―乳房専用のレントゲン検査です。初期症状の微細な石灰化や、自己検診では分かりにくい小さなしこりなどを検出できます。
Q―3D対応の長所は?
A―2Dでは、乳腺組織と病変部が重なり、病変部を判別しにくいケースがあります。3Dは複雑な乳房の構造を重なりなく確認できるため、より精度の高い検査に繋がります。
Q―被ばく量に変化は?
A―2Dと併せて撮影しても、マンモグラフィガイドラインの規定値の範囲内です。当外来は、日本乳がん検診精度管理中央機構の認定制度で、Aランクを得ている医師と放射線技師で対応しています。
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