座間市老人クラブ連合会(ソレイユざま)の曽根齊(ひとし)会長(74/栗原中央在住)がこのほど、高齢者福祉の向上に長年寄与したとして、(公財)全国老人クラブ連合会から表彰された。
曽根会長は鉄道会社に勤めた後、60歳で「上栗原長寿会」に入会。ほどなくして会長に就任し、会員同士の交流に尽力してきた。
2012年にソレイユざまの会長に就任。前会長からの悲願だった「女性部」の設立や、委員会を主とした組織の細分化を実現。スポーツイベントの充実なども図ってきた。表彰を受け、曽根会長は喜びつつも「会員育成や増強にいっそう力を入れていかないと」と前を向いた。
入会率向上へ
ソレイユざまには現在、31組織・2057人が所属している(今年4月時点)。60歳以上の高齢者の加入率は2・3%と、県央地域で最も低いという。曽根会長は「これから高齢化が進むにつれて、近所同士での助け合いが必要になる。地域ごとに見合った居場所を作っていきたい」と話し、サロン運営や気軽に参加できるニュースポーツのレクリエーション企画などに力を入れていくという。「会員3千人を目標に、集まるだけでなく社会貢献をしていけたら」と抱負を語った。
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