団塊の世代が75歳以上になる2025年。今、全国ではこの2025年に備えるため、高齢者が要介護状態になっても住み慣れた場所で自分らしく暮らし続けられるような町を住民が主体となってつくることが求められている。座間市ではどうなのか。今回は、入谷1、2、5丁目・四ツ谷・新田宿・座間辺りで進められている取り組みを紹介する。
同地域は、2017年に行われた高齢者実態調査で、高齢者が家の中に閉じこもりがちになるリスクが高い特徴があることがわかったという。地域の中には住民が集い、交流する「サロン」のような場はいくつかあるが、参加者はほとんどが顔なじみで新しい参加者がなかなかいなかったり、そうした場を運営している住民が高齢化している実態もあるという。加えて、同地域内は比較的平坦なところもあれば、崖や坂道が多いところもあり、地域内でもサロンのような場があるところに偏りがあるという。
そこで住民らで地域で今必要なことを考え、話し合い、解決に向けて動く同地域のグループ「お互いさまネット」は、「地域交流会」の開催を企画。地域の中に住民同士で交流できる場があることを「まず知ってもらうこと」が第一ミッションだ。当日は、参加者に同地域の「サロンマップ」を配布し、各サロンの紹介が行われる予定。(入谷1、2、5丁目は旧住居表示)
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