座間市で初めて避難勧告が発令された2019年台風19号。10月12日、午後8時ごろに27・7m/秒の最大瞬間風速を記録し、12日午後11時40分までの約24時間で313mmの積算雨量を観測した。
市は避難場所を立野台・小松原・東原・相模が丘・相武台・ひばりが丘・栗原の7つのコミュニティセンターと公民館で、12日午前6時から受け入れを開始した。
午後2時30分、相模川の水位が上昇し、大規模な水害が発生する恐れがあるために、市内で初めて避難勧告が発令された。対象地域は四ツ谷、新田宿、座間1丁目、2丁目の4エリアで対象世帯は4268世帯、対象人数は1万842人。
避難勧告にともない、座間小、入谷小、座間高の3施設も新たに避難場所として開設し、この3施設と公民館を避難勧告対象者の避難場所とした。その後、午後4時30分には座間中、南中も増設された。
避難場所受け入れのピークは午後8時40分ごろで、市内全体で1038人となり、市内で初めて1000人を超えた。午後8時40分ごろの各避難場所の人数は座間小で384人、入谷小で141人、座間高で109人、公民館で150人ほどとなった。
市は避難を呼びかける場合、【1】飲食物の用意はありません。【2】ペットの受入れはできません。【3】身体が不自由な方は、家族などと一緒に避難してください。【4】自身、家族の防寒対策、雨具、非常用持出品などは持参してください。【5】毛布を用意しています。の文言も一緒にホームページや緊急情報メール「いさま」などで発信していた。
座間版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|
|