歴史刻むツバキの古木 鈴野さん宅(栗原)で
栗原にある鈴野俊夫さん宅に、樹齢400〜500年にもなると見られるツバキの古木が植えられている。これほどの大きさになるツバキは近隣でも珍しいとされる。
ツバキの古木は、鈴野さん宅の自宅敷地内にあり、「いつごろから植えられているものかわからない」(鈴野さん)という。幹の太さはおよそ2メートルにもなり、高さは自宅2階を越える。鈴野さんは「樹齢400〜500年くらいになるのではないか」と話している。以前から「こんなに大きなツバキの木は珍しい」と訪れた人たちから驚きの声が寄せられてきた。
現在、ツバキの品種などははっきりとわかっておらず、今後品種や由来を調査すれば、栗原・小池地区の歴史を伝える樹木となるだけでなく、鈴野さんの先祖がどのような場所から現在の地区に移り住んだかがわかるのではないかと期待している。
鈴野さんによると、毎年3月中旬ごろに開花してキレイな花を咲かせているが、今年はまだ数輪ほど開花しただけ(3月15日時点)。鈴野さんは「今年は少し遅れているけど、暖かくなれば咲くのでは」と話している。見ごろは3月下旬から4月上旬の予定。
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