県央で活動する小学生ミニバスケットボールチームが参加する「第9回県央地区ミニバスケットボール卒業生大会」で、座間市内を拠点に活動する「ブラックナイツ」(渡部勝也ヘッドコーチ)の男子チームが、同大会での過去最高成績となる準優勝に輝いた。
大会は2月14日から3月1日まで県央各地で開催。男子28チームと女子25チームが、トーナメント制でそれぞれ優勝を争った。
1998年結成のブラックナイツは、中原小や入谷小などを拠点に活動しており、男女合わせて小学校1年生から6年生まで36人が所属している。男子チームの今大会の目標は、「ベスト8進出」と、県大会優勝歴がある強豪・桜丘ミニスターズ(大和市)に勝利することだった。
1回戦と2回戦を30点以上の大差で勝ち進んだブラックナイツは、3回戦で桜丘と対戦。序盤こそ劣勢だったが次第に盛り返し、中盤は均衡した展開が続く。ゲーム終盤、桜丘の主力選手が5ファールで退場すると、ブラックナイツは攻勢を強めて残り1分で逆転に成功。46対43で、「悲願」の勝利を手にした。
「みんな最後まで集中を切らしませんでした。『絶対勝つ』という気持ちが勝利につながったと思います」とキャプテンの高田汐月(しづき)君(座間小6年)は喜んだ。
3月1日に行われた、杉久保ミラクルフェニックス(海老名市)との決勝戦では、37対73で完敗した。高田君は優勝を逃した結果について「悔しかった」と振り返るものの、「決勝戦まで勝ち進み、多くの強豪チームと戦うことが出来て良い経験になりました」と話した。
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