神奈川県は9月16日、2015年の地価調査の概要を発表した。調査によると、全県の平均価格は+0・5%。座間市は0・1%の上昇となった。
この調査は、土地取引の指標や公共事業用地の取得価格算定基準として、県が国の規定に基づき実施している。基準となる土地は住宅地、商業地、工業地、林地に分類され、県内921地点が指定されている。
座間市内では住宅地9地点を含む計11地点が指定されている。全市での平均を見ると、住宅地は0・1%の下落。14万3200円となっている。
地点別では、市内7地点が横ばいに。栗原中央1丁目(13万4千円)、明王9(16万2千円)、ひばりが丘3丁目(14万4千円)、入谷4丁目(16万8千円)、西栗原2丁目(14万円)、緑ケ丘3丁目(17万円)は昨年とかわらなかった。
一方、市南西部の座間1丁目と新田宿字中島がそれぞれ0・7%と0・4%の下落。新田宿は市内最安値で、1平方メートルあたり5万4800円、座間1丁目は13万3千円となった。
一方、市北東部に位置し、カレスト座間周辺再開発エリアでイオンモールの建設などが計画されている小松原エリア、隣接する相模が丘エリアは上昇傾向となった。
新たに指定された相模が丘5丁目765番は、住宅地としては市内最高値となる18万3千円に。商業地の相模が丘5丁目434番は1%増加し20万5千円に。工業地として指定されている小松原1丁目も0・9%増加し、9万円となっている。
座間版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|
|