「展示型」や「座学形式」ではなく体験することで減災技術を習得しようという訓練が9月26日に座間市役所周辺で実施され、市民およそ80人が参加した。
座間市とざま災害ボランティアネットワーク(濱田政宏代表)が主催したもので、心肺蘇生法や三角テントの設営方法、発電機の使用法、炊飯袋による災害食調理などを体験する。
災害時の排泄について学ぶブースでは、会員が「トイレそのものが(地震で)壊れなくても、断水すれば使用できなくなる」と説明した上で、段ボールとビニール袋を材料とした簡易トイレの作り方を指南した。バケツリレーによる消火体験では、バケツを左右に移動させるのではなく、対角線に運ぶことで腕の疲労が抑えられると、そのコツを紹介。参加者からは、「知らない事が多くて勉強になります。体験してこそ身に付く」などの声が挙がっていた。
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