昼間と夜間、2部制定時制高校の県立相模向陽館高校(ひばりが丘)が11月30日、育児中の母親を対象としたワークショップ「ママカフェ」を開催した。
ママカフェは、昨年度まで同校非常勤講師を務めていた木村宣貴氏が全国各地で主宰する催し。同校では地域連携事業の一環として、3年前から近隣住民を招き開催している。「託児」を担うのは、「発達と保育」を履修している生徒ら。ママカフェは、母親が育児を学ぶ場であるとともに、生徒にとっても知識を実践に生かす場になっているという。
この日は、「イヤイヤ期の子どもとの関わり方」と題して木村氏が講演。「大切なのは子どもをコントロールしようとせず、コントロールされないこと。イヤイヤ状態になっても、焦らずにゆっくり対応しましょう」と強調すると、参加者は熱心にメモを取っていた。
託児を受け持った藤田有希絵さん(4年)は「喋れない小さな子どもでも、視線や行動から何をしたいのか感じ取れるよう心がけました」と話した。
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