座間警察署(倉持英彰署長/入谷)が今月1日から、犯罪を未然に防ぐため、敷地内の電柱に防犯カメラを設置、運用をスタートさせた。このカメラは、座間地区青少年交通安全連絡協議会で会長と副会長を務めている有山晴夫さん(さがみ野在住/64歳)と大原広孝さん(入谷在住/63歳)が12月に寄贈したもの。
座間署では商店会などに防犯カメラを設けるよう働きかけている。その一方で、署にカメラが無かったことから、有山さんと大原さんが、周辺の安全向上の一助になればと同協議会を通じて寄贈した。
設置場所は、駐車場の一角にある電柱。正面玄関への人の出入り、同署の駐車場や歩道の様子などを確認できるという。電柱には「防犯カメラ作動中」と書かれた張り紙があり、「犯罪抑止になれば」と署員は期待する。また、敷地内で交通事故が発生した際の状況確認としても活用を考えているという。
感謝状を贈呈
今月8日には、犯罪を防ぐ社会環境整備に貢献したとして感謝状贈呈式が行われた。倉持署長から2人に感謝状が手渡された。
有山さんは「座間署周辺は繁華街から離れていることもあり、夜間は人通りが少ない。(カメラが)犯罪を未然に防ぐとともに、いざ発生した時の迅速対応に繋がればうれしい」とコメントした。
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