座間市はこのほど、災害時の電力確保などを目的に、日産自動車(株)の電気自動車「e―NV200」を導入した。同社の「電気自動車活用事例創発事業」を活用した試みで、車は3年間無償貸与される。今月18日には、関係者を招いた出発式が執り行われた。
同事業は、静音性や給電機能といった電気自動車ならではの特徴を生かした取り組みを、地方自治体から募るもの。採択した案件に対して車を3年間無償貸与する。昨年9月に始まり、県内では座間市を含めて3市が採用されている。
e―NV2000は「多目的電気自動車」。車内に電源プラグがあり家庭用コンセントと同等の電源として使えるほか、荷室が大きいのが特徴だという。市では、同車両を災害時の電力確保に役立てとともに、防災訓練などにも活用する計画。
出発式では、同社・日本LCVセールス&ネットワーク部の神林潤部長と神奈川日産自動車(株)の金子博美執行役員から、遠藤三紀夫市長へマスコットキーが手渡された。
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