東日本大震災の被災地の現状を知り、自らの災害対策を考えようという「東北ボランティアバスツアー」が8月4日から7日まで行われ、高校生や社会人など14人が参加した。
ざま災害ボランティアネットワーク(濱田政宏代表)や市社会福祉協議会などが2011年から開催している行事。今年はバスツアー運営について、旅行業登録業者が行うよう観光庁が是正通知を出したことを受け、平塚市の民間会社が主催するかたちとなった。
参加者は、高齢の被災者が働く果樹園カフェ「ゆめハウス」(宮城県女川町)を訪れ、熊本支援のための商品袋詰めや、畑の草取り作業などを行った。また、津波によって児童74人が死亡・行方不明となった大川小学校(同県石巻市)や、陸前高田市の奇跡の一本松を見学しながら、周辺の復興状況を確認した。
濱田代表は「参加者には、被災地で感じた想いを胸に、自助について見つめ直して欲しい」と話した。
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