31チームが参加した「サントリーカップ 全国小学生タグラグビー選手権大会」の県予選が11月6日と23日にあり、市内を拠点とする「ざまタグラグビークラブ」が初優勝を果たした。今大会の結果により、来年1月15日の南関東大会に駒を進めた。
タグラグビーはラグビーと異なり、腰に巻いたタグを奪うことで、タックルが成功したとするスポーツ。同カップは、各都道府県の予選、全国13のブロック、そして決勝大会を経て日本一を決める。神奈川は2回に分けて予選を行い、上位2位が勝ち抜く仕組み。
2004年発足の同クラブは、「NPO法人ざまスポーツクラブ」(高山由一理事長)が運営している。2008年には県と南関東を突破し、全国5位に輝いた。今年は、エントリーした4チームのうち「ざま神猿」が頂点に上り詰めた。
全国経験者に師事
神猿は、キャプテンの宮島健乃介君(入谷小6年)を中心に、攻守ともにレベルの高いチーム。8年前のメンバーである大学生の丸山裕太さんと嶋村智也さんから指導を受け、実力に磨きをかけてきた。
上位4チームによる決勝リーグは、3戦全勝。準優勝の日野小暁(横浜市)との試合では前半にリードされるも、後半に逆転して5対4で勝利するなど底力の高さを見せつけた。
「優秀なコーチのもと、練習に励んできたからこそ」と高山理事長。宮島君は「4月から優勝を目指して頑張ってきたので、成果が出て良かった」と喜んだ。南関東と決勝大会に向けては「目標は全国制覇。劣勢になっても、気持ちを崩さずに戦います」と話した。
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