相武台東小学校の児童、相武台南口商店会(戸津信義会長)、あすなろ大学内のサークル「ひまわりのタネ」のメンバーが協力して制作した2畳凧がこのほど完成し、5月31日、同校でお披露目された。
同校は13年前から同会と協力し、5年生の授業としてひまわりの種植えを行っている。8年前からシニア向け生涯学級のあすなろ大が加わり、茎を使った和紙作り体験を行うなど取組みを発展させてきた。
凧制作は今年初の取組みで、ひまわりで作った和紙を活用。商店会のバックアップのもと、同サークルのメンバーが骨組みを組み立て、6年生になった児童が絵を描いた。
掲揚に挑戦
お披露目となったこの日は、チャレンジデー当日。児童ら制作メンバーは、同校グラウンドで凧揚げに挑戦した。ほぼ無風状態の中、空高く揚げることは叶わなかったものの、子どもちは一生懸命駆け回り笑顔を見せていた。佐野媛鞠さん(6年)は、凧揚げを初めて体験。「揚がらなかったけど、引っ張れて楽しかった。ひまわりの種植えや雑草抜きも思い出」と振り返った。同サークルの佐久間十四光さんは「思い出として心に留めてくれたらありがたい」と語りかけていた。
同サークルのメンバーはその後、相模川河川敷に場所を移して凧揚げに再挑戦。10秒弱の間、10mほど揚げることに成功した。
伝統受け継ぐ
5年生によるひまわりの種植えは、5月17日に栗原の畑で行われた。種を活用したお菓子作りや、和紙作りなどを今年も実施する予定だという。日比野心寧さんは「クッキーや和紙作りをどうやってやるかわからないので楽しみ」と話した。
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