入谷在住の杉田博さん(83)=人物風土記で紹介=はあす7月15日(土)、文芸社から著書『護身バカ』(164頁/A6)を出版する。
杉田さんは、少林寺拳法などを応用した護身術「文武流護身拳法」の創始者。著書では気分よく生きるための術を「護身」ととらえている。「髭剃りや化粧も、他人に不快な思いをさせないための護身。日常の何気ない動作にほんの一味加えるだけで、効果は増大する」と杉田さんは力説する。
近年の事件をニュースで見聞きするうちに、執筆を決意したという。1年間で書き上げ、後半には自身が編み出した拳法の解説も加えた。「食事も会話もトイレに入ることも、全てが気持ちよく生きるための護身。こんなことばかり言っているから『護身バカ』と呼ばれるようになった」とタイトルの由来を笑顔で話す。
税込648円。取扱いに関する問合せは各書店へ。
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