ゲームで日本一の記録を持ち、カウンセラーとして活躍する柳川涼司氏を講師に招いた「不登校・ひきこもり・ニート改善・自立を考える講演会」が11月11日、青少年センターで行われ、69人が参加した。
座間市青少年相談室が、「自立のヒントになれば」と企画した催し。かつてシューティングゲームで日本一のスコアを記録したことがあり、昼夜逆転でゲームに熱中し引きこもりとなった経験を、柳川氏が語った。
現在、若者の就労支援や当事者親子の居場所づくりを行う「NPO法人ぜんしん」の理事長を務める柳川氏。社会復帰のきっかけの一つに、親がゲームに興味を持ってくれたことを挙げ、「ゲームはコミュニケーションツール。大事なのは共感する姿勢」と説いた。
講演後は引きこもり経験のある若者が登壇し、社会復帰までの体験談を語った。柳川氏は「親との距離が縮まると、嬉しい反面『自分は何をやっているんだ』という罪悪感が芽生えた。きっかけづくりは、親との共同作業」と話した。
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