小田急電鉄(株)は12月8日、相武台前駅で宅配便ロッカーのサービスを開始した。これにより、駅の利便性向上や社会的に課題となっている宅配の再配達問題の解消などをめざす。
今回設置されたのは、パックシティ ジャパン(株)がサービス提供を行っている「PUDOステーション」というオープン型宅配便ロッカー。このサービスでは、ネットショッピングでの買い物や宅配便の再配達を依頼する際、受取場所として希望の場所のPUDOステーションを選択すると、宅配業者が荷物を指定場所のロッカーに配送。荷物を取り出す際は、メールアドレスに送信されたパスワードを入力することで、ロッカーを開けることができる。
利用可能な時間は、初電から終電までとなっており、通勤通学や買い物で駅を利用する際など、自分の都合の良い時に受け取ることができる。
今回設置されたロッカーで荷物を受け取れるのは現在、ヤマト運輸(株)の荷物だけだが、今後、利用可能な宅配会社を順次追加していく予定だという。
パックシティ ジャパンのホームページによると、市内では相武台前駅のほか、スーパーやパーキングなど5カ所に同ステーションが設置されている。
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