座間市内の小中学校で、インフルエンザによる学級閉鎖が相次いでいる。1月30日時点で45件と、過去7年では最多ペースで推移している。
インフルエンザに伴う学級閉鎖は、1月15日以降急激に増加。23日だけで9件発生している。30日には、ひばりが丘小学校の1年と3年が学年閉鎖となった。
学校別でみると、1月の学級閉鎖は相模が丘小が12件で最も多く、次いでひばりが丘小の10件、座間小の6件となっている。
インフルエンザの流行を受け、座間市は手洗いうがいをはじめ、マスク着用などのせきエチケットの徹底を呼び掛けている。
警報も発令
厚木保健福祉事務所管内(座間市、厚木市、海老名市、愛川町、清川村)では、第3週(1月16日から22日)のインフルエンザの定点あたり報告数が71・71と、流行警報レベルの30を大きく上回った。前週の34・29から急激に増加し、県下では茅ヶ崎市の77・27に次いで2番目の高さとなる。
定点あたり報告数は、その週の報告数を定点医療機関数で割った値。厚木保健福祉事務所管内では、5市町村にある定点医療機関17施設で調査されている。
昨年の同週(50・41)を上回る流行ペース。同所によると、今年の特徴としてはA型・B型の同時流行が挙げられるという。同所職員は「インフルエンザの発症には基礎体力も関わってくる。しっかり睡眠をとるよう気をつけて」と話した。
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