相武台東小学校(金子憲勝校長)で12月17日、6年生を対象にした「ロボット」の授業が行われた。
当日は千葉工業大学未来ロボット技術研究センターの先川原正浩室長や西村健志研究員、松澤孝明研究員が来校し、最新ロボットの特徴や、ロボットが求められていることなどを実際にロボットを動かしながら授業を行った。
同センターは事故後の福島原発内で使用されている災害対応ロボットを開発・提供するなど世界トップクラスのロボット技術を誇る研究所で、企業と協力してロボット開発などを行っている。
授業では福島原発で使用されているものと同タイプのロボット2台も登場し、調査するための装備や遠隔操作するためのコントローラーなどを紹介した。実際に走行したり障害物を乗り越えたりするロボットを、児童たちは目を輝かせながら見入っていた。
質問コーナーでは、「製作日数はどれくらい」「作るのにお金がいくらかかるの」「製作するのにどういうところが難しいですか」など児童たちは次々に手を挙げて質問した。
先川原室長らは児童たちの質問に具体的な例を挙げながら、丁寧に説明。先川原室長は「ロボットは最先端の技術がいっぱい詰まっているが、もともとは皆さんがいつも勉強していることが基本です。いまやっている勉強をおろそかにしないで、好きな分野を見つけてほしい。いつか一緒にロボットを作れればいいね」と児童たちに話していた。
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