市教育委員会がこのほど、座間の歴史や風土を紹介する冊子「座間むかしむかし第35集」を発行した。地元に詳しい人が執筆するスタイルの冊子で、今回は佐藤章さん(四ツ谷在住/77歳)と小笠原征志さん(相模原市南区磯部在住/72歳)が執筆した。
冊子は2部構成。前半を佐藤さんが、後半を小笠原さんがそれぞれ担当した。
同冊子での執筆経験がある佐藤さん。生まれ育った四ツ谷の農地や道路、川など70年の移り変わりを紹介している。執筆にあたっては、およそ1年にわたり地元神社での現地調査、図書館での資料調べなどを行ったという。「四ツ谷の変遷に関心を持って欲しい」と話している。
小笠原さんは、1964年から10年ほど日産の座間工場に勤務していた。冊子には、工場の操業当時の様子や、イギリスのダイアナ妃が来訪した時のエピソードなどを盛り込んでいる。「工場は座間の人たちに支えられていました」とし、感謝の気持ちを込めて文章を書いたという。
同冊子はA5サイズで50ページ。500部作られ、市役所1階市民情報コーナーや市公民館、北・東地区文化センターなどに配布されている。価格は200円。
問い合わせは市生涯学習課【電話】046・252・8431。
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