区内小中学生
市長とラジオに出演
「医療のエコ」ＷＳ（ワークショップ）振り返り

福田市長に質問するメンバーたち＝区役所提供

　小中学生が区内で実践されているＳＤＧｓを学ぶ「麻生区ＳＤＧｓ推進隊」。同隊のメンバーが10月22日、かわさきＦＭのラジオ番組でパーソナリティを務め、ゲストに迎えた福田紀彦市長と「医療のエコ」などについて語った。

　「医療のエコ」は医療資源や身体を大切にすることで、必要としている人に最適な医療を届ける活動。同団体は８月に実施したワークショップの中でテーマとして取り上げ、オリジナル新薬のアイデアを作成、発表した。

　同ワークショップに協力したアステラス製薬（株）の提供のもと、今回、１時間の特別番組「市長と話そう！福田市長×麻生区ＳＤＧｓ推進隊」の放送が決定した。

　当日は、６人のメンバーでパーソナリティとディレクターを担当し、団体の活動説明や企画の振り返りを行った。後半からは福田市長をゲストに迎え、アイデアを発表。「貧富に関係なく皆が健康になれる薬」などを紹介し、気に入ったものを市長に選出してもらうなど、交流を行った。参加したメンバーは「医療のエコもＳＤＧｓも一人ではできないこと。この番組をきっかけに、活動が広がっていけばうれしい」と感想を語った。

　同番組は11月５日（日）正午から再放送の予定。