県政報告 震災がれき受け入れについて 県議会議員 やまもと俊昭
今、震災復興の一環として黒岩知事が表明した震災がれきの受入れについて一部の県民から、安全性に懸念の声が上がっています。
周知の通り、今回の震災で被害の大きかった東北三県では、各県が保有する一般廃棄物の年間処理能力をはるかに超える、3県合わせて平均10倍もの量のがれきが各所に野積みされたままになっており、処理のあてなく放置されたがれきが復興の大きな障害になっています。
私も昨年の11月に被災地の視察に行って参りましたが、野積みされた膨大な量のがれきを目の当たりにして本格的な復興を実現するには、がれきの処理が必要不可欠であると強く感じた次第であります。
東京都がすでに受け入れている岩手県の宮古市のがれきは、震災で事故のあった福島原発から250Km以上離れており、これは神奈川から福島原発の間隔とほぼ同じ距離です。また、がれき搬出の際には放射能の計測を実施しており、住民の不安払拭に向けて更なる安全対策を図っています。
今年は震災復興元年です。一日も早く被災地の復興が実現出来るよう、私たち神奈川県民も協力しようではありませんか!
|
|
|
|
|
|