2月22日、23日に開かれる相武台前ちょい呑みフェスティバルの実行委員長を務める 鏑木(かぶらぎ) 重治さん 有限会社TSS代表取締役 45歳
ちょい呑みで広げる地域愛
○…座間市商工会青年部が主催し、今回で4回目となる相武台前ちょい呑みフェスティバルの実行委員長を務める。昨年11月中旬から、参加店舗をまわるなど準備を進めてきた。今回は35店舗が参加する。開催までパンフレットやチケットの制作など多忙な日々が続くが、「これまで仲間たちが築いてきたものを発展させたい」と意気込む。参加者を楽しませるゲスト企画なども考案し、イベントを成功させようと奮闘する。
○…青年部に入部したきっかけは、仕事の関係で秋田県の角館を訪れた時のこと。観光に力を入れている地域住民の地元に対する情熱が強く、自分も地元を見直す気持ちが増したという。青年部に入部すると、ダンスコンテストなどのイベントに携わり、「みんな忙しい中参加して一生懸命盛り上げようとしている。とても刺激になった」と振り返る。昨年は主張大会・県央ブロック予選会に初挑戦し優秀賞を受賞、存在感を発揮している。
○…社会人向けのセミナー講師を務めた後、ひばりが丘にある有限会社TSSの代表として電気通信工事業を家族と営む。携帯電話の基地局工事のほか、市民からの依頼で電気工事や監視カメラの設置などを請負う。休日は夫人と犬の散歩や神社巡りをして楽しむ。「いろんな神社に行くと気力を取り戻し、気持ちがリセットできる」と微笑む。
○…今年の4月末で青年部を卒業する。「今回のイベントを通しもっと座間市の方に相武台の良さを知ってもらえたら」と希望を語る。今回、相模原市などからも後援を受けることや、新たに参加する店もあり広がりを見せる。当日は夫人が参加する音楽グループが制作した、ちょい呑みフェスティバルのテーマソングを初披露する。「いずれは公式ソングになれば」と笑う。そして「輪が広がっていることを感じる。これからももっと活性化してほしい」と語り、卒業まで全力で走る熱意が伝わってくる。
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