座間 人物風土記
公開日:2020.01.01
市内で出版社「犀(サイ)の工房」を営む
出口 有加さん
四ツ谷在住 38歳
軽やかに一歩一歩
○…2017年に起業。18年から絵本を3冊出版した。最新刊の主人公は少女・エディ。はじめは、海外の絵本を扱うエージェントから紹介されるがままに形にしたが、最新刊は夫の助けを得ながら選びに選んだ。エディに娘と重なる部分があったことが決め手となり、アメリカの絵本「このままじゃ学校にいけません」を出版することにした。
○…親戚のおばさんが飼っていたゴールデンレトリバーがかわいくて、犬好きになり、それが高じて高校卒業後、専門学校へ。トリマーになった。その後30歳で結婚。3人の子どもに恵まれた。子どもが通う保育園が無認可から認可に移行するタイミングで仕事を再開しようと考え、夫と話し合った結果が「犀の工房」だった。先のエージェントに仕事の仕方を教わろうとメールを送ると、あれよあれよと海外の絵本を紹介され、デザイナーや翻訳者の間に入り、出版に向け奔走する日々がスタート。最初は「頭が追い付かなかった」と笑う。
○…母子家庭だったこともあり、幼い頃に絵本を読んでもらったり、自分で読んだ記憶はあまりない。絵本との出合いは、子どもを産んでから。本好きな夫が事あるごとに購入した絵本を子どもに読み聞かせながら、自身も一緒に楽しんでいる。谷川俊太郎の「もこもこもこ」。「おならうた」。お気に入りは枚挙に暇がない。
○…「出版の仕事はこれで一旦お休みにしようかなと」。20代前半にボーカルスクールに通って以来叶えられていなかった「カフェで歌ったりするような活動を今年は始めたい」。それから自分が良いと思ったものを集めたお店や畑もやってみたい。今年もフットワーク軽くマイペースに家族5人仲良く歩む。
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