さがみはら中央区版 掲載号:2011年9月29日号
  • googleplus
  • LINE

ブックオフコーポレーション株式会社(南区古淵)代表取締役社長に就任した 松下展千(のぶゆき)さん 東京都府中市在住 43歳

「ものは捨てない」 全国にリユース文化を

 ○…スターバックスコーヒーのロゴからこの春、「COFFEE」の文字が消えた。商品を売るだけでなく、これまで築いたブランド力を武器とした、新しいサービス展開を考えてのことだそう。名前は『ブックオフ』だが洋服、おもちゃ、スポーツ用品まで扱う。既にこの会社は本だけのイメージにとどまらない。「将来的には違う社名になるくらい、時代にあわせたリユース(再使用)ビジネスを展開したい」。21年前、中央区千代田からスタートした中古書店は現在、全国で千店舗を超えるグループに成長した。

 ○…昭和43年、福島県に生まれる。2メートルも雪が積もる豪雪地帯で育った。「ほっぺが赤くて典型的な”田舎の子”でしたね」。高校まで県内の学校に通った後、上京、成蹊大学に進学。「自分には正直、夢がない。『誰かの夢を手伝う』仕事ができれば」と銀行員の道を選んだ。12年間勤務し、当時取引先だった会社(ブックオフ)から誘いをもらう。「伸び盛りで元気が良い。面白そうな会社だなあと」。立場が変わり、現在はその印象を維持する役目に。「(就任して)責任の重さを実感しています。背筋が伸びる毎日です」。

 ○…「忍耐強い。(社員が)気付くまで待っていてくれるタイプ」と、社内からの評判。休みの日は小学生の長男に誘われ、釣りに出かける。「その魅力は”我慢”ですかね」。好きな作家は司馬遼太郎。購入はどこで?「本屋で新品を。読んだらブックオフに売りますよ」。

 ○…「松下さん、どうしてそうするの?」「坂本さん、普通はそうするんです」「何でそれが普通なのか教えて」。創業者である坂本孝氏から多くを学んだ。「仕事に普通はない。根本的な所から説明しなければ伝わらないんです」。迫り来る出版電子化の波は、同社の経営に影響を及ぼしかねない。「本(著作物)は大切なもの。いいものは無くならない。どういう将来になろうと、弊社はリユースの窓口であり続けます」
 

さがみはら中央区版の人物風土記最新6件

佐栁(さなぎ) 慶さん

4月に障害者サッカーチームを発足させるNPO法人アクティブスポーツで副理事長を務める

佐栁(さなぎ) 慶さん

3月15日号

山本 悟さん

水彩画の作品展を通じ相模原市へ寄贈を行う

山本 悟さん

3月8日号

高倉 豪さん

市立環境情報センター所長を務める傍らトライアスロン選手としても活動する

高倉 豪さん

3月1日号

平岡 亮一さん

市歌「相模原市民の歌」に合わせ、体操をベースにしたオリジナル振付を考案した

平岡 亮一さん

2月22日号

吉見 夏稀さん

今季から女子サッカーチーム・ノジマステラ神奈川相模原のキャプテンを務める

吉見 夏稀さん

2月15日号

後藤 優輝さん

「相模原市学生消防団活動認証制度」の第1号に認証された

後藤 優輝さん

2月8日号

さがみはら中央区版の関連リンク

あっとほーむデスク

さがみはら中央区版のあっとほーむデスク一覧へ

イベント一覧へ

最近よく読まれている記事

バックナンバー最新号:2018年3月15日号

お問い合わせ

外部リンク