昨年10月に50周年を迎えた座間市商工会(大塚和光会長)が1月23日(日)、記念事業の一環として市内商業者が集うイベント「ひまわり市」を市役所ふれあい広場で開催する。時間は午前11時から午後2時。主催は商工会商業部会(樺沢国松部会長)。
ひまわり市は市内商業の活性化を目指し、市内商店会関係者と商業部会が協力して発案した商業者による朝市イベント。参加店舗の製品や商店主の人柄を知ってもらうことで、より多くの市民に市内商店を利用してもらおうと企画された。
これに先駆け、商業部会では昨年7月から相模が丘や相武台南口、ひばりが丘など市内各地で地元商店会を中心とした地域別朝市を開催してきた。中でも、定期的な朝市を続ける相模が丘では、生鮮食品だけでなく、ガラス店などさまざまな業種が出店。地元商店と触れ合える機会が話題となり、毎回多くの人でにぎわいを見せている。
今回のひまわり市では、これまでに各地域の朝市に参加した商業者を中心に約30店舗の出店を予定。各店がそれぞれのこだわりの品をPRしていく。商工会担当者は「各地域で行われた朝市の集大成になれば」と期待を込める。
開催の背景
ひまわり市開催の背景には、市内商店街の店舗数減少や市外大型店への消費流出など、市内商業者にとって厳しい現状が続いていることがある。この現状を改善するため、商業部会では勉強会や県内の商業イベント視察を行った結果、朝市による商業の活性化を企画。地域別朝市により住民へ地元商店会をPRするとともに、市内商業者が一堂に集うイベントを行うことで、地元商店を利用していない市民に各店舗の良さをアピールする機会となることを期待しているという。
また、市民と直接話すことができるため「地域の消費者が何を求めているか把握し、それぞれの店舗が抱えている課題を解決するチャンス。より多くの市民とコミュニケーションをとって、求めているものは何か感じてほしい」(商工会担当者)と話す。
開催に伴い、商業部会では部会員を対象に出店者を募集している。出店料は無料。各地域別の朝市に参加した店舗を優先させる意向だ。商工会で申込書を受け取り、必要事項を記入の上、ファックスにて申し込む。1月14日(金)締め切り。
問い合わせは市商工会【電話】046・251・1040/【FAX】046・254・2220まで(1月3日(月)まで冬季休業)。
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