座間市自治会連絡協議会(自連協/渡辺了会長)の平成22年度臨時総会が先月30日、サニープレイス座間で開催された。
1981年の発足以降、「開かれた記録がない」(事務局担当者)という臨時総会。当日は自連協の名称変更や専任理事の新設など自連協の組織運営改善に関わる規約改定案が提出され、賛成多数で可決された。
これにより自連協の名称が「座間市自治会総連合会」(市自連)となるほか、現在は呼称が1つにまとまっていない各地区の自治会連合組織が「地区自治会連合会」(地区自連)に統一される。このほか、役員任期2年制への変更、地区自連代表者による専任理事職が新設された。
また、現在は11ブロックに分けられている地区の連合組織を14ブロックへと変え、今後は入谷・相模が丘・栗原の3地区をそれぞれ2つの地区自連に分けて構成することになる。
今回の改定は、課題となっていた自連協、地区連合組織、各自治会の3者間の情報伝達を円滑に進め、自連協の体制を強化することが目的。また、役員任期が単年制のため継続した事業を実施しづらい現状を解決するねらいがある。
今回可決された議案は4月1日から施行される。
今回は第1歩
自連協では、56・9%(2011年1月1日時点)と低下を続ける自治会加入率に歯止めをかけるため、これまで2年間にわたって自連協や地区連合自治会、各自治会の在り方について専門委員会を設置して検討を重ねてきた。
総会冒頭で「今回の改革について、疑問や意見があればどこにでも説明に出向く心づもりでいる」とあいさつした渡辺会長は、「現在の自連協や地区連合組織、各自治会は情報が円滑に伝わらない状態。このままでは加入率低下に悩む自治会の活性化が難しい」とし、「今回が1歩目。自治会活性化のため、会員の方々にはぜひご理解頂きたい」と話している。
問い合わせは自連協【電話】046・252・8751。
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