東北地方太平洋沖地震の影響から、東京電力による計画停電が3月15日の午後4時前から7時ごろにかけて、座間市で初めて行われた。座間警察署によると、市内の交差点で信号機が停止したものの、交通事故は発生していないという。※3月15日起稿
計画停電は、東北地方太平洋沖地震によって東京電力の供給能力が低下したことを受けて行われているもの。市安全対策課によれば、15日の計画停電は、午後3時50分頃から6時45分までに行われた模様。市内の停電エリアについては、地区によって異なっており、把握することが困難だという。市役所も電力がストップしたものの、自家発電設備を備えていたために、業務に大きな支障は出なかった。一方で、計画停電に関連して、「市役所から点検にきた」という不審な訪問があり、市役所は「市と東京電力は個別訪問を行っていません」と注意を呼びかけている。
座間警察署では、停電時間の予定に合わせて、交差点に署員を配置していた。停電時間中は、市内109ヶ所の信号機のうち、30ヶ所ほどの停止を確認。交通量の多い約20ヶ所で署員が交通整理にあたったことで、事故もなく、大渋滞も起きなかったという。
相模が丘にあるコンビニエンスストアでも、4時前に停電に。自家発電によって停電時にいた来店客の買い物は対応したが、自家発電の電力切れや安全面などを考慮して、営業を一時停止した。停電となった店内では、アイスや冷凍商品のケースの冷気を逃さないように、ダンボールやガムテープで密封するなどして対応。従業員は「冷凍食品は温度変化の影響を受けやすいので、復旧後の状態によっては廃棄するしかありません」と不安をのぞかせていた。
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